メタゲームあとがたり~春闘杯~
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出場までの経緯
MEGA杯が終わってから本当にポケモン対戦からは身を引いており
当然この大会にも出場する予定はなかった・・・が
しかし、参加者24名まで「あと1名募集!!」というアナウンスがしばらく続き、パートナーズ提出期限まであと4日。
(これ集まらないのでは・・・?主催のはるやまさんとは仲良くさせてもらってたし、少しでも力貸したいなぁ・・・)
RTなどで援助するも、状況は変わらず。
(でもポケモンは引退するって決めたし・・・どうすればいいかなぁ・・・)
色々な葛藤があったが「はるやまさんのため、少しでも役に立てたら」と思い
『あっしゅ』の名前は敢えて隠し、当時好きだった進撃の巨人から『ミカサ』の名前を借用し、参加表明に至った。
TN【Ani Leonhart】のはじまり。
パートナーズ作成
【方針】Pickパートナーズとして幅広く役割を持てる6匹を選定する
当時剣盾をほぼプレイしていないかったが、ポケモンの実況動画は割と観ていたので
トレンドはある程度把握していた。
①ドラパ+ミミッキュ
④その他ピンで流行っていたポケモン⇒ラプラス、ヒヒダルマ、ガマゲロゲ、サザンドラ
上記4つの軸との相性補完に優れており、他の参加者がPickとして欲しそうなポケモン、
特に自分のメインパートナーズに加えるとパワーダウンしてしまうような6匹を選出した。
①筆頭に相性補完として組み込みやすい
②炎4倍弱点を持つため、選出誘導力が高い
③技範囲が広い
⇒ステロ、どくどく、はたきおとすetc...
性能としては頼もしいが、パートナーズには入れづらい代表。
まずはから組み始めた。
水ロトム
①前述のナット++αである程度のサイクルを回せる
②型が豊富
⇒スカーフ型、巧み型、鬼火型など
爆発力はないが、器用な立ち回りで味方をサポートできる腐らない枠。
どのパートナーズにも組み込みやすいため採用。
①筆頭に多くの流行ポケモンに抗える
②型が豊富
⇒巨大マックス、あくび、のろい、はらだいこetc...
③マイナー推しのパーティーになさそうな要素を大体こなせる
型次第でどのパートナーズにも組み込める点が優秀。
と同じく『腐らない枠』として採用。
①はがねゴーストの最強タイプ
②襷アタッカー、残飯型などカスタマイズ性能が高い
相性補完に困ったらとりあえず入れておけばOK枠。
インファイトやてっていこうせんといった高火力技も覚えて、使うの楽しそうと思った。
このパートナーズで唯一、自分の欲望が介入しちゃったポイントがこの。
①と併せて砂エースの役割
②ステロ要因
③への対策になる
マイナーパーティーにありがちな「電気の一貫」「起点作り」「ミミッキュ対策」の欠如
これらをカバーする存在は必須であると考えて採用。
①ダイジェット要員
②地面、ドラゴンの一貫切り
③特性「てんのめぐみ」「きょううん」で強行突破
剣盾環境において必須の「ダイジェット」を使える枠。
パワー不足に陥りがちなマイナー組に「突破手段」を与えるため採用。
Pickパートナーズはズラカノンさん、サフランさん、ベロイさんで悩んだが
①ミミドラパは入れておきたい
②セキタンザン・・・?
③既視感ある虫がこっちを見てきた
という事で、ズラカノンさんのパートナーズを選定。
Pickパートナーズ含めた12パートナーズが完成した。
対戦振り返り
vsぱっとん
【考察】
一番面倒な展開⇒のキョダイセンリツから裏でマホイップに積まれるルートを想定
初手でインファイトを2発撃ちこんで、ドラパのダイサンダーで落とす予定だった。
【結果】
弱保に3タテ決められて負け
こちら⇒ガルドドラパドリュ
相手⇒アマガラプラス@1(忘れた)
初手アーマーガアと対面し、シャドボを打ちまくって処理。
裏からが出てきてダイマ⇒ドラパでダイサンダーを打ったところで弱点保険発動。
カビゴンで受けきられる⇒のエース運用は厳しい
⇒粘土+センリツでサポート役になると予想していたのが敗因。
センリツ押されたあとは、ドラパ・ドリュウズと貫かれて負け。
vsサフラン
【考察】
初手「メンヘラ」から数的優位を取って、で回す。
【結果】
のダイストリーム+ドロポン連打で勝ち
こちら⇒
相手⇒
初手は互いに、相手は電磁波鬼火みたいな補助型だった(気がする)
記憶にあるのが
①相手のが砂かきで安堵した
②ボディプレスがダイマした相手に打てるのか、一生懸命調べてた
③が対面で素ドロポンを打つ必要があり、しっかりと当てて勝利
vsとーま
【考察】
うちのパートナーズは鋼3匹いるのに、氷半減できる駒がしかいない。
そのため、ぱっとんさん同様に、センリツを軸に組んでくると考えた。
センリツのDM+を倒す役+も倒せる型破りスカーフの形かなと予想した。
【結果】
初手にDMを切るヤンキープレイで1.5匹持っていき勝利
こちら⇒
相手⇒
【T1】相手のは特性「かたやぶり」である事を確認。
スカーフ+DMラプラスの戦略だと考えていたので、のダイストリームを押す。
相手のが先制して地震、耐えてのダイストリームで処理。
【T2】相手は死に出しでを繰り出す。
(たぶん)こちらダイウォール、がダイサンダーだったと思う。
【T3】のダイサンダー読みで、こちらに下げ。
ダイサンダーを透かす
【T4】軸であるセンリツorストリームを打つだろうと考え、捨て気味にバック。
はセンリツ、耐える。
【T5】の眼鏡ボルチェン、のHPが半分削れる。
こちらにバック。この盤面はあまり覚えていない。
【T6】こちらのかわらわりで壁を破壊。
【T7】相手のラストは。
でじゃれを当てて勝利。
初戦とは異なり、自分と同じ考えをもってくれたので、上手く噛み合った。
「最速でダイアース打ってたらどうすんだお前」って、私がとーまさんの立場ならキレていると思う。ごめん。
vsサザン
【考察】
初手++DMエースの布陣をベースに考察スタート。
はと何か意識して基本選出に入れていた。
当時「DMカビゴン@ラムのみ」が流行しており、サザンさんのパートナーズには刺していけそうだったのでDM駒の1つとして軸に据える。
【結果】
ラムカビゴンで2.5匹くらい倒して勝利
こちら⇒カビミミドラパ
相手⇒カビミミドリュ
【T1】ラムカビゴンの通りがめちゃくちゃ良かったので、初手ダイマ軸に路線変更。
こちらダイスチル、相手あくび。
(急所でめっちゃ削れる)
【T2】こちらダイナックル、相手まもる。
【T3】こちらダイナックルでカビを落とす。
【T4】死に出しミミ繰り出し。
【T5】ミミDM、技忘れたけどたぶんダイフェアリー
こちらアイアンヘッドでミミ落とす。
【T6】ドリュウズ死にだし。
カビゴンを切り。ドラパ死に出して火炎放射打って勝利。
初手ダイスチルの急所がデカすぎたが
ラムカビゴンがここまで上手くハマるとは思っていなかった。
貴重な残ポケ2をもぎ取って、予選突破の可能性が出てきた。
vsはるやま
【考察】初手ヒヒダルマ始動⇒DMラムカビゴンでの〆が安定すると考え、軸に据える。
初手⇒ヒヒダルマ(Main)、ガルド(Sub)
DM⇒ミトム(タラプ型アマガを処理できる+ストリームから雨必中の「かみなり」採用)、カビゴン(Sub)
非DM⇒ミミ(Main)、ナット(Sub)
【結果】
こちら⇒ヒヒダルマ、ミミ、カビ
相手⇒ダグトリオ、アマガ、カビ?
【T1】ダルマつらら落とし、が外れる。
ダグトリオが岩石封じ
【T2】ダルマのつらら落とし、襷まで削る
ダグトリオは何したか忘れた、ダルマ瀕死。
【T3】死に出しミミッキュ。
ミミ、魂の剣舞。A4段階上昇。
【T5】ミミの影うちでダグトリオ処理。
死に出しアマガ
【T6】アマガはビルド?かDM
ミミはドレインパンチを打ちまくって瀕死
【T7】こちらのカビでDM、〆て勝利。
初手ダルマがつらら落としを外した時、正直終わった・・・と思った。
始めはDMミトム軸で考えていたが、相手のコータスの「ひでり」が厄介だと感じたのと
あくび展開をラムのみで解消できる点を評価してカビゴン選出できたのは1つ勝因として考えられる。
また、ミミにDMを切りたい気持ちを抑えてカビゴンまで回したのも正解だった。
予選結果
4勝1敗で予選1位抜け!
ボランティア要員6匹で決勝トーナメント進出してしまった。
決勝トーナメント
決勝トーナメントはルールが少々変更。公式ブログ参照願います。
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初戦はシードなのでおやすみ。準々決勝からのスタート。
私の自由枠は下記の通り
(こうへいさんにいただきました!)
vs閏 冬月
【考察】
相手のジャラランガがめちゃくちゃ刺さっているので、そこに強い自由枠を考える。
始めは自由枠「パッチラゴン」がぶっ刺さっていたので軸に据えるつもりだったが
パッチ対策は間違いなく用意してくると考え、見送った。
最終的には「自由枠アーマーガア」でビルドアップを積み、ダイジェット・ダイスチルで一貫を作るパーティーを作った。
【結果】
考察通り、でビルド積んでダイマ。勝利。
こちら⇒、アマガ、ドリュ
相手⇒バンギ、ジャラランガ、ドリュ(自由枠)
【T2】の影うちで処理。
相手は死に出し。
【T3】技は忘れたけど、落ち。
死に出し。
【T4】でビルド、で龍舞の積みあい。
【T5】ダイジェットで突破。
相手は死に出し。
ダイロック2発くらいで落ち。
【T6】こちらは死に出し。
地震で相手落として勝利。
相手の自由枠は、やはりこちらの「自由枠パッチ」警戒だった。
の選出理由は、こちらのトゲキッスがきついかららしい。
別ベクトルからダイジェット要員を刺すことが出来たのが勝因。
vsおかき
【考察】
とりあえず自由枠が鬼のようにキツいので、炎打点を持てる自由枠を用意。
最初考えていたのがこちら「スカーフシャンデラ」の案
考察を重ねていき
「の技を【まもる】で様子見してから、後出しじゃんけんすればよいのでは?」と思い
「あくび+まもる」のを軸に据える。
うちのパートナーズ、岩技の通りが非常に悪いので
本大会のルールで
自由枠として⇒にチェンジすると処理方法が全く異なるので強いのでは?
と考えていたので、それを実現した形。
【結果】
DMで崩してで〆て勝利
こちら⇒ナット、ヒトム、カビ
この対戦、正直あまり覚えていないので(たぶん)こんな感じ
【T1】、対面でステロ。は火炎ボール、ナットは襷。
【T2】⇒ヒトムを繰り出す、は火炎ボール。
【T3】とびひざげり、悪巧み。
その後、ダイマして落とす
【T4】死に出しゴルーグがDM
ダイアークかダイバーンで
落とす。
【T5】はフレアドライブ、落ちる。
死に出しを経由して、ラストは。
「あついしぼう」なのでしっかりと耐えて、DDラリアットで〆勝利。
の特性「ごりむちゅう」で「技を固定させる」という弱点を突く立ち回りが出来た。
ボランティア要員6匹でついに決勝戦まできてしまった。
vsこうへい
【考察】
DDラリアット⇒ドラパ
アイアンヘッド⇒ピクシー、ミミ、キッス
じばく⇒その他全て+起点にならない
寝言⇒あくびカビゴン対策
このポケモンを初手に置くことから構築づくりを始めた
①対策、S+1キッスも上を取れる
②これまで予選で被選出率の高いドリュウズすべてに勝てるよう最速
ミトム
今大会で最も「メタゲーム」っぽい型。
相手のパートナーズ内にどく状態を無効にするポケモンがいなかったので
「どくどく玉トリック」が通ると考えた。
①相手のカビゴンは特性「めんえき」にするメリットが薄いので、確実に機能停止が出来る。
②が特性「マジックガード」なら「火炎玉」⇒どくどく玉を押し付けて、どく状態にする。
特性「てんねん」であればそのままどく状態でじわじわ削る。
⇒後述の自由枠でハメていく展開をやりたかった。
カビゴン以外にはどく状態+たたりめで一貫取れるのも強い。
一発耐え⇒眼鏡てっていこうせんの流れが強そうだから入れた。
雑に強そうだから入れた。ダイジェット要員。
そして自由枠は
”ノーウエポン"エルフーン
☆なやみのたね
⇒の特性「すりぬけ」やピクシーの「てんねん」「マジックガード」を無効化
☆やどりぎ+身代わり
☆アンコール
⇒剣舞など積み技がきたらアンコール→やどみがでハメる
初めは自由枠パッチラゴンで考えていたが、
相手のこうへいさんが+の2匹
そしてを信頼しているように見受けたので、別ベクトルの自由枠を考察していたところ
相手にあくタイプがいないため、「いたずらごころ」の通りが非常に良い事に気がつく。
の要塞化が最も面倒だったので、どの型でも完封できる点や
+に勝てる点を評価して「エルフーン」の採用を決めた。
【選出】
相手⇒ドラパ、ミミ、ギャラ
◎ミトムを選出しなかった理由
そもそもメインパートナーズにミトムを組んでいる私に対して、
「自由枠ギャラドス」を連れてくるのが少し違和感があって
+軸の正統派の戦いをするために、あえてを連れてきて
「ミトムを誘っているのではないか?」と考え、選出を見送った。
というか所謂「メタゲームっぽい型」を信用しきれず、出す勇気がなかった。
◎その他選出
初手DM、起点作り、非DM削り要員
いずれにせよ初手が安定すると考え、
こちらは初手ハチマキカビゴンを据える。
裏にはや対策として連れてきた
最後にスイーパー、DMエースになれる
を選出。
【結果】
初手の自由枠ギャラドスに3タテ食らって負け!
こちらの初手カビゴン
相手の初手ギャラドス
普通ならここで、鉢巻じばくを押していきたいところだが・・・
こうへいさんなら、一度裏に引いてくると読んで「DDラリアット」を放つ。
相手は・・・初手DMしてダイジェット!
この思い切りの良い選択に対応しきれず、、、
ダイジェットを2回積まれて、自信過剰でAも1段階上がった状態のギャラドスを止められるはずもなく、、、
2匹とも吹き飛ばされて、敗北。
初めての決勝の舞台は、わずか6ターンで終幕を迎えてしまった。
最終結果
予選 Aブロック1位抜け(4勝1敗)
決勝トーナメント 準優勝
あとがたり
元々ボランティアの気持ちで参加を決めた春闘杯だったが、
いざ対戦が始まると「勝利への意欲」が湧き出ていた。
決勝戦で負けた時、私の心にあったのは諦念ではなく
「次の大会では優勝してやる」という強い意志だった。
次回、『望琉杯』の記事もお楽しみに!